客車車両一覧
JR-HJR-EJR-CJR-WJR-SJR-Q
形 式 所属 特 徴 (イベント車は愛称)
12系 座席  波動用客車の代表形式。分散電源方式。クロスシート車だが、リクライニングシート化されたりデッキよりをロングシート化された車両も存在する。定期運用は消滅している。
イベント SLばんえつ物語
あすか・SLやまぐち・奥出雲おろち
14系 座席  特急用客車の代表形式。分散電源方式。簡易リクライニングシートを装備する。かつては夜行列車の座席車や臨時特急に活躍した。西日本にはサロンカーなにわとして残る。
寝台  ブルートレインの代表形式の一つ。分散電源方式。3段式B寝台で登場したが、のちに2段式B寝台の車両が登場し、3段式の車両も順次改造された。「さくら」「あかつき」「北陸」「はまなす」のほか、北海道では「まりも」「オホーツク」「利尻」としてディーゼルカーに挟まれて使用されていた。
24系  ブルートレインの代表形式のもう一つ。集中電源方式。3段式B寝台で登場したが、のちに2段式B寝台の車両が登場し、3段式の車両も順次改造された。14系・E26系以外の寝台車はすべてこの形式である。電源車ではなくラウンジカーのパンタグラフから電源を取る「あさかぜ」用車両やオール個室のJR北海道「北斗星」車両など、バラエティーは多彩。現在は北斗星、はまなす、臨時あけぼの、トワイライトエクスプレスで運用。
E26系  24系「夢空間」以来の新製客車。集中電源方式、電源はラウンジカー床下のディーゼル発電器から取る。オールA寝台個室。寝台特急「カシオペア」専用車両であるが、1編成しかないため、隔日運転になっている。
50系  「赤い客車」「レッドトレイン」などと呼ばれた一般形客車。座席配置はデッキ付近をロングシートとしたセミクロスシート。地方線区の近代化に貢献したが、電車や気動車に追われ、ほとんどの車両が短命に終わった。原型車はすでに無く、末期は冷房とリクライニングシート化改造された5000番台が快速「海峡」に残るのみであった。
 現在はイベント列車に限られている。