ノンステップバス登場!

 和歌山バスにノンステップバスが投入され、2002年3月6日から順次運用を開始しました。



三菱ふそうの中型ノンステップ車。ロングホイールベースなのが見てわかる。
胴長短足って思ったのは私だけ?!(南海和歌山市駅前)


三菱車のサイドビュー。

ノンステップ部分の比較です。
いずれもノンステップ部分直後の座席から撮影したもの。

三菱車。ノンステップ部分はタイヤハウスを除きすべて横向きバケットシートに。
またノンステップ部分が一番広く、窓はコーティングされており、車外から見ると金色にみえます。

いすゞ車。左側は横向き、右側は前向き。

日野車。左側が横向きバケットシート、右側は横向きと前向きが半々


和歌山バス初のLED式の行き先表示器を搭載。
カラーリングはワンステップ二次車に準じ、「ノンステップバス」の表記があります。
(JR和歌山駅前)


こちらは和歌山市駅のバスプールで待機中の日野のノンステップ車。


いすゞ車と日野車2台の並び。(南海和歌山市駅前)


JR和歌山駅前で待機中のいすゞ車の細部を撮影させていただきました。


撮影時に逆光気味になったために少し見にくいですが、リアウインドウにもLED表示器があります。
バリアフリー法案の絡みで搭載されているようで、従来車にあった「市駅/和駅」のランプがありません。
前面のLEDもそうですが、少し下向きに傾けてセッティングされているために、日中でも視認性は高かったです。


もちろん側面表示器もLEDに。
方向幕の方が安価ではありますが、切り替えが一瞬でできるほか、路線の新設や再編などがあったときにもROMの変更のみで済むためにコストダウンが図れ、日頃の保守も軽減されますね。
逆に方向幕がくるくる回る光景が見られないのは少し寂しい気もしますが(苦笑)


ノンステップバスの表記は前面と側面上にあります。


エルガミオの場合、床面積自体はワンステップ車とほとんど変わりませんが、出入り台付近がフラットになっているとかなり広く感じます。
車いす用スロープは引き出し式から脱着式に変更されているそうです。


出口も同様で広く感じます。
なお、ミッションは従来通りのマニュアルシフトで、フィンガーシフトを採用しています。