和歌山バス・和歌山バス那賀の廃止・休止路線(那賀地区)

動木線・黒川線の自由乗降区間案内です。(画像提供:Koumei氏)

■那賀地区
関空リムジン
(那賀関空線)
那賀営−JR岩出−りんくう−関空  関空唯一の高速道路を通行しないリムジンバス。利用不振のために休止(99年夏だったかな?)。りんくうタウン周辺の交通規制時に限り高速道路経由になっていた。
動木(とどろき)線 貴志駅筋−新橋−曲谷−貴志駅筋  貴志駅筋を起点に海南市北野上地区、旧野上町北部を巡回する路線。83年当時は1日4便走っていたが徐々に減便され、90年頃廃止。
黒川線 岩出駅前−市場−黒川−鞆渕  岩出駅前から貴志川町丸栖経由で桃山町黒川まで走る路線。1986年廃止。大半は岩出駅前−神田間の運転。84〜85年頃に末端の神田−黒川間が廃止になっている。その後黒川までの区間で桃山町営バスが運行されていた(現在は紀の川市地域巡回バスに再編)。昔は県道3号線を粉河町鞆渕まで行っていた。
 神田ではなく、少し先の善田では?という情報もあり、少々錯綜してます。
調月(つかつき)線 岩出駅前−調月−貴志駅筋  丸栖から桃山町調月を通って貴志駅筋までの路線。途中までは黒川線と同じルート。1982年廃止。
丸栖線 岩出駅前−丸栖−貴志駅筋  動木線の項に岩出発着便もあったようだ、と記載していたのは丸栖線という別線のようです。1982年廃止。
川永線
(川辺線?)
岩出駅前−山口−川永南−紀伊駅前  80年代後半に廃止。B623が主に運用に就いていた。当時は山口線も毎時1本運転されていた。
山口線
(区間運転)
黒木−岩出駅前  晩年の山口線の区間運転便。
四郷線 那賀営業所−北川−四郷  3年近く前には、笠田駅前のバス停に経路図が残っていた。東谷まで行っていた時期もある模様。1985年頃の廃止。
笠田線 笠田駅前−北川−四郷−東谷  02年4月、町のコミュニティバスに移管。かつては笠田駅前−四郷間も存在。
志賀線 笠田駅前−入道山−上志賀  02年4月、町のコミュニティバスに移管。
川原線 粉河駅前−川原  粉河駅前から粉河町川原を結ぶ路線。90年代前半の廃止。84番をつけていた。
岩出団地
御膳松線
岩出団地−岩出−船戸−嘉家作−ブラクリ丁−小人町−御膳松  住金岩出団地(那賀高校北)から橋本線経路を通って御膳松まで行っていた路線。大型のいすゞCLMが運用に就いていた。最終期は朝2便だったが、70年代は北島橋経由で朝と昼にも運行。ワンマン開始とともに紀ノ川大橋経由に。
紀伊岩出線 南海市駅−紀伊駅前−根来−岩出駅前  70年代にあった模様。08年3月までの紀伊岩出線の原型。当時、市駅発着の岩出出張所担当便は紀伊経由岩出、紀伊経由粉河、山口経由岩出の各系統で、各毎時1本運行。
 紀伊駅前−岩出駅前間も08年3月改定で廃止。
山口線 南海市駅−山口−岩出駅前 かつては毎時1本だったが、2時間に1本、1日数本と徐々に数を減らし、08年3月改定で廃止。
紀伊打田線 (南海市駅−紀伊駅前?−)四日市−打田駅前  路線名が「紀伊打田線」であることが判明。とすると、紀伊駅前か南海市駅から紀伊経由の可能性が濃厚。四日市から打田町役場前(現・紀の川市役所本庁舎)を通って打田駅前に至る。13年7月改定で経路を変えて路線名が復活した。
路線名不明 粉河駅前(?)−麻生津(おおづ)  粉河駅前(那賀営業所かも?)から那賀町麻生津までの路線。名手から麻生津橋を渡っていた。
竜門線 粉河駅前−荒見−遠方(おちかた)  竜門橋から紀ノ川南岸を西進し、粉河町遠方までの路線。かつてはそのまま桃山町内まで西進していた。
橋本線
(区間運転)
橋本駅前−高野口  96〜7年頃のダイヤ改正で橋本−那賀営業所間の路線を短縮する形で設定されたが、99年改正で西側が妙寺まで延長された。高野口行きは川原線の番号を受け継ぎ、84番をつけていた。
橋本線
(急行)
南海市駅−橋本駅  現行の橋本線ルートを通る急行便。75年頃に廃止。
桃山町巡回バス 奥安楽川コース
安楽川・調月コース
 02年10月開設。桃山町営バスの事実上の代替路線となる奥安楽川コースと、町北西部を一周する安楽川・調月コースの2コースあり、町内の主要施設とJR和歌山線下井阪駅を巡る路線網。専用のワゴンタイプの車両が充当され、紀の川市への合併後も同じ形態で運行が続いていたが、07年4月の紀の川市地域巡回バスの再編と同時にこの路線での運行は終了。。
紀伊粉河線  南海市駅−紀伊駅前−粉河駅前  紀伊駅前−近畿大学間は年々手厚くなったが、紀伊駅前以西は年々本数が減少。10年3月改定で平日1往復だけ残っていた南海市駅乗り入れが廃止。
イズミヤスーパーセンター〜池の川(区間廃止)  08年のイズミヤ開業と同時に路線が新設されたが利用が振るわず、13年7月改正で区間廃止。
橋本線 那賀営業所−橋本駅前   和歌山バスグループでも最長の営業路線だった橋本線、かつては毎時3本運転されていたが、2014年に一気に本数を減らし、末期は平日2往復(市駅からの通し運転は1往復)のみだった。2017年4月改正で那賀営業所以東が廃止に。 
那賀線 南海市駅−八軒家
岩出−那賀営業所
 橋本線の17年4月廃止のあと、那賀線に改称。18年3月末に八軒家−那賀営業所間が廃止となり、離れ小島となっていた。19年3月で廃止予定だったが、暫定的に1年延長されるも、2020年3月末で廃止。
▼岩出から貴志川方面への路線はかつては船戸駅前、貴志駅前に入っていた模様。黒川線は船戸駅前に乗り入れた時期あり。
▼80年代の車両には(御膳松発)紀ノ川大橋経由大宮、紀ノ川大橋経由岩出駅前という住金通勤輸送用とおぼしき幕が装備されているも使われなかった。
▼かつての八軒家発市駅ゆきは山口線の方向幕で運行。
▼最盛期の橋本線は日中20分間隔、そこに急行便、那賀営業所発着便、朝夕には御膳松便までもが入り乱れる状態だった。

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