急行形電車車両一覧
JR-EJR-W
形式 所属 特  徴
165
   急行形新性能電車の先駆け・153系の電動機をパワーアップし、勾配区間を考慮して抑速ブレーキや耐寒耐雪設備を装備した系列。全国各地に配置されたが、02年の紀勢地区に続き、03年3月改正ではムーンライトえちご運用からも離脱。現在は東海の1両を残して廃車。
167
   165系をベースに修学旅行専用系列として誕生。乗降扉が狭いのが識別のポイント。03年度に全廃。
169
   165系に「横軽」協調運転用の設備を搭載した系列。特急485系に対する489系の関係と同一。老朽化が進み、03年度中に全廃。しなの鉄道に転属した車両が長野に乗り入れるのみ。こちらは9連運用もあり、塗装は大きく変わっているものの、往年の姿を彷彿とさせる。
455
   日本初の交直流急行形451系、そのパワーアップバージョン453系に続いて登場した、50HZ区間専用の系列。抑速ブレーキつき。一部、169系などからの改造車も存在。老朽化に伴って廃車が続出している。07年春のE721系大量投入にともなう運用離脱が相次ぎ、08年に営業運転を終了。
457
 455・475系の50/60HZ共用バージョン。糸魚川で周波数が変わる北陸地区や国鉄時代から引き続き用いられている南九州地区、仙台地区でみられたが、東日本はE721系投入で、南九州地区の新車・在来車への置き換えで運用離脱。西日本も北陸新幹線開業に伴うダイヤ改正で運用離脱との報がある。
471
 451系の60HZバージョン。北陸地区で京阪神地区を結ぶ急行用として活躍したが、北陸地区のローカル用として8両を残して多くは413系化されたが、521系投入で運用を離脱することとなった。
475
 455系の60HZ専用バージョン。北陸地区で運用。制御車はクハ455を名乗っている。九州の編成は07年3月改正で新車・在来車への置き換えや鹿児島地区の3セク移管で定期運用から離脱。西日本も北陸新幹線開業に伴うダイヤ改正で運用離脱。
(すべて2ドアデッキつき、鋼製・抵抗制御車両)