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2007年11月29日

●もうね、バカかと(死語)

毎日のように賞味期限の偽装が報道されています。
マクドナルドでも発覚したとか。もう今更感が否めませんよね。
これまで発覚したもののほとんどが内部告発という報道を見ましたが、こうなると隠し通せたもの勝ち感も出てきますよね。

ただ、気になったのは、昨日シュウマイの崎陽軒が原材料名の表記の順番を間違えていた事が発覚し、当該製品の出荷を、正式な表記に改めた包装紙ができるまで停止した、というニュース。

確かに、含まれている重さの順番に記載することを定めているJAS法には違反しているそうですが、たかが「表記の順番を間違えていた」だけですよ。賞味期限の偽装とか、入っているものが実は書かれていなかったとかいうものじゃないようです。そこまで神経質になる必要があるのかな?というのが正直なところ。

また、その他の賞味期限の改ざんの問題もそれで健康被害が出た、という話は大きくは取り上げられていません。
バカらしくてテレビの報道もあまり見ていないので知らないだけかもしれませんが、むしろそれに乗じて食べてもないのに「健康被害を受けた」なんていういちゃもんをつけるバカな消費者が出る方が心配です。

坂出での痛ましい事件も被疑者事情聴取に至るまでは、被害者宅を写すのみ。なかには犠牲になった姉妹の父親が疑わしいかのごとくVTRを編集していた番組もあったそうです。

そういうバカバカしい報道が、真面目なニュース番組の衰退とバラエティ化を自ら加速させ、ネット世論の急速な台頭を招いた側面があると思うのは私だけではないと思います。
まぁ、バカとなんとかは使いよう、と言いますから、うまく使えばいいんでしょうけどね。前の前の総理大臣みたいに。

なんて事を、賞味期限を1年過ぎたお茶を飲みながら書いている今宵。
何事もありませんように。