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2008年3月30日

●ばたばた年度末

世間は行楽シーズン真っ盛り。
昨日出張で乗ったくろしおも白浜に行くとおぼしき団体客で賑わっておりました。
帰りはやっぱり9両編成ががらがらでしたけど(^^;

仕事場では人の入れ替えがあったりするのでその準備に追われています。
もう来週火曜日から新年度なのに、4月の勤務シフトが今日完成したりしていますが(汗)、わたしの勤務形態も年度替わりで若干変わる関係で、年度をまたぐ来週は見事に月曜日から1週間公休なしです。
もっとも、明日も本業とは別の関係で京都にシンポジウムのパネリストとして出席したり、先週日曜日も本業以外の関係で仕事したり、本業以外の用事で公休がつぶれるのは日常茶飯事なので、それを厭うつもりはありませんが、30を過ぎて適度な休息がないとダメだーってことをかなり実感するようになってきたので、うまくリフレッシュできるように調整はしてみるつもり。

最近ワークライフバランスというコトバが広く言われるようになってきました。
かつてそういうことを推進する事業を国から委託されていた身としては、自分自身が全くそうじゃないよなぁなんてことを思いながら事業を進めていたのですが(苦笑)、おいらの「本業以外の肩書き」はいくつかあって、でも、どれもこれも自分のお金にはまったくならないのですが、それでも何かの役に立てるのなら、それで休みがつぶれてもまぁいいかな、と。お金にはならなくても目に見えない財産は増えているのは確かですから。

2008年3月27日

●ちょっと待ってよ、メタボ健診

「机上の空論、メタボ健診 新年度開始、自治体から疑問百出」
http://mainichi.jp/life/health/news/20080326ddm003100080000c.html

和歌山放送の番組でも和医大の駒井先生が批判的な意見を述べられていたやに記憶しています。血糖値など、ほかにも指標があるとはいえ、がっちりした体格の人はまずBMIや腹囲でひっかかりやすくなることも懸念されます。

毎日新聞の記事では「福岡県内のある市の試算では、保健指導の対象者は同市の国保加入者のわずか3%。血糖などに異常があっても、腹囲は基準以下という人も多いからだ」とされています。新聞記事ですから比較的極端な例かもしれないことを差し引いても、あまり意味をなさない健診になりそうなのは推測できます。


何よりも、記事中の
「「介護保険制度は何回も改正が繰り返された。特定健診でも同じことになるのではないか」。秋田県内の別の市は懸念する。厚生労働省の情報提供の遅れによる準備不足を不安視する声が目立つ。」
ですよ。

介護保険法、障害者自立支援法の時にも厚労省からの通知が次から次におりてきて、しかも来るたびに細かい修正が入っていたりして、いったいどれが正しいのか、現場(しかも県、市町村、福祉事業者の三者が三様に...)は制度導入間際まで大混乱していたのをよく聞かされたものです。県も正確な確定情報がなかなかおりてこないから市町村に通知できない、事業者はなおのこと。その話を聞いたときには、双方からつつかれる立場の県の担当者に同情したくなりましたです・・・。

かつて、とある児童福祉施策について研究した経験から、国の福祉系施策は「地方分権を目指す立場から地方の実情に応じた施策を展開する」ことになっていると理解していたのですが、介護保険といい、自立支援法といい、今回のメタボ健診といい、現場のことはお構いなしに「とにかく4月から導入せよ」の一本槍のようです。今の幹部が俺はこういうことをやったぞ的なアピール効果しかねらっていないとも邪推できます。

「急に国からこんな話が来て・・・」なんてことは県行政に携わっている方からはよく聞きます。また、国関係の予算を使って事業をしている方からも「昨日になって、あと2週間で事業計画を出してほしいと言われた」的な話もよく聞きます。
国はひょっとしたらそれを専門に仕事しているのかもしれませんが、県や市町村、事業者など末端はそれだけを専門の仕事にしているわけではありません。そこいらへんをあまり国の役人はわかっていないのでは、なんて話もよく聞くのも事実です。

結局中央集権にしたいのか?この国は。よく方向性がわからんです。


ちなみに、国の官僚はとにかくよく働くそうです。部局や個人によっても違うでしょうが、終電当たり前的な人も多いとか。それだけ仕事に没頭しているほうが健康に悪いような気がするのはわたしだけでしょうか。

2008年3月25日

●ちょっと待ってよ、暫定税率

 道路特定財源問題で持ちきりの国会ですが、それ以外でも影響でるよっていう毎日新聞の記事。
 今回の特定財源問題は「租税特別措置法改正案」によるもの、だそうですが、暫定税率=ガソリン税等という図式がクローズアップされていて、そればっかりと思われがちで、わたしもそう解釈していたのですが、じつは暫定税率はたくさんあるのだそうです。

 仮にすべての暫定税率が切れた場合、ガソリンや軽油などではなく以下の影響が出るのだとか。

 「たばこ税や土地売買にかかる登録免許税、酒税などの税率には高くなるものもある。マイホームなど土地売買にかかる登録免許税の税率は、現行の1%から2%に倍増する。改正建築基準法の影響で冷え込む住宅市場への影響が懸念される。
 酒は、中小酒造事業者向けの特例措置が切れる。地ビールの酒税は現行1キロリットル当たり17万6000円に抑えられているが、22万円に上がる。清酒は同9万円から12万円に、焼酎(アルコール度数25度)も同18万7500円から25万円にそれぞれ上昇する。
 また、日本国内に拠点を置く金融機関が海外で調達した資金を海外で運用する「東京オフショア市場」で、預金などの利子を非課税にする措置もなくなる。昨年末時点で約24兆円が運用されているが、税制メリットがなくなれば、一気に資金が逃げ出す可能性がある。」
(以上、毎日.jpより引用 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080325ddm003010132000c.html)

 民主党では、ガソリン・軽油以外の暫定税率は継続する旨の法案も出しているようですが、現状、政策論争が行われていないなかで、この法案の可決も厳しい情勢とのこと。
 ってか、ガソリン・軽油以外の話ってあまり広く報じられていなくて、新聞の政治面をよく見ると載ってる程度。一応、四大紙のWeb検索では同様の記事が拾えますが、どうしても「ガソリン国会」とも言われるこの国会の「最大の争点」であるガソリン・軽油に注目がいってしまうのも無理はないかもしれません。

 個人的にはタバコは吸わないし酒もあまり飲まないし、土地を買う予定も当分ないから、上記の記事のなかでは「東京オフショア市場」の件だけが気になる程度なのですが、この事実を国民が広く知ったとき、暫定税率廃止の世論がどう変化するのか。
 いや、むしろこの話題があまり表沙汰にならなかった理由が知りたい。政策論争の過程の問題だけなのか?いや、政党や国政、マスコミのいずれかが出し惜しみしていたのか?とも疑りたくなりそう。

 暫定税率の期限まで1週間を切りました。子どものけんかみたいに「あっちが謝らないからだ」「議論のテーブルにすらつかないのはなんちゅうこっちゃ」なんてことしてるから、国会議員は何してるんだ的に国民に見えてしまうのだ、と思えてならないのです。一市民として情けないし、そういう人を国民の代表として国会に送り込んでいるわけじゃないんだよ!投票する気も失せるわ、って思われても仕方ないわさ。

2008年3月24日

●トクもしてないけど損にはなってきたのは事実

うちの仕事場にしろ、本業以外の活動にしろ、「委託」された仕事や会計さんが別の人だったりして、とりあえず自分が費用を立て替えて後で精算することも多々あります。

精算して、立て替えたお金が戻ってくると、なんだかトクした気分になるんですよね。結構まとまった額になったりすると余計に。・・・実はまったくトクはしていないんですけど(^^;;


ところが最近金利が上がってきて、それまで数十円程度だったのが数百円程度の利息がつくようになってきました。
となると、立て替えしていて自分の預金口座から一時的に現金が減るダメージが少し大きくなってくるのが実感できるわけで、お得感よりも損している感のほうが強くなってきまして・・・。

実はただいま本業以外の活動で、おいらの月給以上分の金額を立て替えていまして、委託金の支払いがないと該当口座にも現金がないから精算もできない状態。今夜、精算に必要な書類を委託元に提出。とにかく早く精算できますように・・・!
# 年度事業なので一応3月末日までには入金される手はず、なんですが・・・

2008年3月22日

●本末転倒

「道路特定財源でミュージカル」

センセーショナルに取り上げられたこの「未知普請」、以前和歌山でもやってたんです。
このご時世、なかなか豪勢な事してるなぁと思ってたら、財源がちゃんとあったんですね(^^;;

出張中の木曜日にイベントのお手伝いに出向いたのですが、そこでお手伝いいただいたボランティアのお一人がこの「未知普請」の運営ボランティアをされたようで、「未知普請」と背中に書かれたスタッフジャンパーを着てらっしゃったんです・・・。まったくもって一般の方で、どこにでもいるおっちゃんで、悪気はないのでしょうし、逆に今でも大切に着てらっしゃるのはいいことなんですが(笑)、今まさにそれが問題になってるんだよ!って言えないもどかしさ。。。

イベントの趣旨より財源が問題っちゅうことなんでしょうけど、こういう道路整備にかかるPR系予算が叩かれているがために、ある国交省の出先機関では、来年度の道路関係のPR予算が凍結されてしまい、そこが管轄する道路関係のWebが4月から閉鎖に追い込まれるそうです。

カラ出張で大揺れに揺れた某自治体では、その自治体以外への出張にかかる出張伺いの取り扱いが厳正になったせいで、うるさい決裁を必要とする出張伺いを作成する労力をかける余裕がないということで、隣の自治体に行く所用でさえ年休を取得し、出かけているとか。年休ですからもちろん交通費等も自費ですよね・・・。

センセーショナルに叩くと、末端ではこういう弊害が出てしまう。
大きいことが叩かれるとそれにつながっている小さくて本当に必要なものまでできなくなってしまう。
これってすごく矛盾しているし本末転倒な話なんですよね。

閉鎖されるというWebがどんな内容なのかはわかりませんが、事によっては何の関係もない一般市民が不便を被ることだってあるはず。某自治体でも、民間から言わせれば「まだ年休取れるだけマシ」という向きもあるかもしれませんが、その年休を取得するのが公務のためというのもなんだか。

モンスターペアレントも言われますが、現代社会は寛容性を失いつつある、と言われます。どこか居心地が悪く住みにくい世の中。なんだか世知辛いですね。

●SP1当てた

3日間の出張から帰ってきて、真っ先にVistaのSP1のインストールを敢行。
その間にメシ食ってシャワー浴びて、新聞読んで・・・なんてことをしてたのですが、なかなか終わりませんでした(苦笑)。

SP1を当ててから、UACが無効になったり、ファイルの転送速度が上がったという割には起動が以前よりも遅くなっていたりしますが、前者はアプリをインストール(Safari3.1入れてみた)した関係もあるかもしれないし、後者は今後使っていくなかで直ることかもしれないし、しばらく様子見することにします。

2008年3月18日

●世の中を考えると。

円の急騰にしろ、
日経平均の続落にしろ、
日銀総裁問題にしろ、
暫定税率問題にしろ、
(いわゆる)ロス疑惑にしろ
原油価格の高騰にしろ、
大統領選挙にしろ、
イラク問題にしろ、
チベット暴動にしろ、
考えるとうっとうしくなりますね。

出勤して最初の仕事は関係機関のプレスリリースと新聞各社のサイトチェックなのですが、前者はともかく後者はなんか最近どんどんつまらなくなってきました。

国際問題はともかく、日本国内のニュースでさえ、ほんの一握りの人が牛耳っている事ばかり。間接的に自分たちの身に降りかかってくることもありますが、今のままじゃいっそう日本社会と市井の人間との乖離が進みそうでなんだかなぁ、と。もっと、そこに住む人に直接訴えかけられるようなニュースソースってそこいらにあるはず、だと思うんですが・・・。

2008年3月14日

●Windows Vista SP1・・・?

3月中旬公開予定として取りざたされ続けたWindows Vista SP1。
15日から、DSP版Vista Ultimate SP1がバンドルされたパソコンが一部メーカーから発売されるということで、VistaのSP1アップデートも15日から始まるのでは?という観測が広がっているようです。
ただ、月例のセキュリティアップデートの提供が毎月第2火曜日となっていることから、18日火曜日では?という観測もあって、わたしもこちらが有力では?と考えているのですが、はてさて。

ただ、PC系のネットニュースにも出ていません。15日にDSP版が発売になる、という事実がありながら、「3月中旬公開予定」としながら、14日になっても正式な公開日がマイクロソフトからアナウンスされないのも不思議な話ではありますが・・・。

MS-TechNet会員など先行ダウンロードでインストールした人からは、快適になっているという話があちこちのブログなどで出回り始めています。いまのウチの環境でも特に不具合は感じていませんが、どうなるか期待。

2008年3月13日

●なんちゅうかかんちゅうか

世の中の不条理を考えると何を信じていいのかわからんようになってきちゃいますね。

信じるは己のみ。と言い切れない自分がつらい。

2008年3月 8日

●最近幸せかも。

おいらを必要としてくれる人が目の前にいる瞬間。

おいらが必要としている人が目の前にいる瞬間。

2008年3月 2日

●ある日のブラクリ丁

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一応、遠くに人はいますよ、念のため。