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2008年11月24日

●白いのに圧倒的な存在感。

白色のなかでも一番白い色を選択した、その色彩感覚、改めて脱帽。
2年以上経っても色褪せることなく、弟分ができてもやっぱりイメージリーダーカー。

2008年6月17日

●ないも同然の計画?

 先日、和歌山市がJR六十谷駅周辺のバリアフリー計画を発表しました。

 実は、この計画書はWebに掲載される少し前に、地元の方に見せていただいていまして、おおよその概要は把握していたのですが、全体を見るのは今日がはじめてでしたので、さらっとながめてみました。さりげなくwapが引用されていてうれしかったり。
# まもなくwapの4月23日改訂バージョン出ますよー。

 この計画のなかでは、2010年までに六十谷駅自体のバリアフリー化(エレベーター、多機能トイレ、LED 式発車標の設置のほか、スロープの改良、スロープへの屋根と手すり・点字案内板・誘導チャイム等の整備)をおこなうことが謳われています。これはJR西日本の主担当になります。
 また、バスについても低床車を順次導入する、とあり、実際に六十谷駅前を通るバスはほとんどが低床車になっています。これは和歌山バス、和歌山バス那賀の主担当になります。

 が、周辺道路の整備や電柱の移設等はほとんどが長期計画(=2016年以降)、とあります。8年先にやります、なんてこのご時世、ないも同然の計画かもしれず、結局事業者任せになってしまった計画にみえます。和歌山市やる気あるんかい、って話なのですが、別に市の担当者が悪いのではなく、和歌山市をはじめとした行政の財政難に加えて、都計道西脇山口線の工事との兼ね合い、もともと住宅密集地であること、近隣に和歌山北ICが開設される関係等が複雑に絡み合っているようです。

 西脇山口線は都市計画道路として楠見小学校以西がおおむね完了していまして、今年度中には鳴滝川まで完了する見込みとのこと。また開智高校周辺や先日新装されたオークワ六十谷店付近は拡張工事が行われていますが、鳴滝川からオークワまでは道路の両側に建物があることから虫喰い状態が続いています。またJR六十谷駅南のガードの拡張をめぐっては工事方法がまだ未確定とか。ゆくゆくはその名の通り山口地区まで伸びるはずなのですが、そこまで伸びるのにあと何年かかることやら・・・(おそらく川辺のイズミヤスーパーセンターそばで鋭角にくいっと不自然に曲がっている、あの地点にたどり着くのではないかなと踏んでいます)。

 で、住宅密集地という課題です。JR六十谷駅から北の方向に数万人規模の住宅地が広がっていますが、取り付け道路が狭い。地元からバス路線設置の要望があったそうですが、道幅が狭いこと、勾配が多いことなどでバスの運行は事実上不可能。第一、最寄り駅の六十谷駅前が普通車でも離合困難な形ですから、駅前乗り入れなんて夢のまた夢。せいぜい西脇山口線が開通した上でハイエースコミューターあたりでコミバス形式で走らせるのが関の山でしょう。
 これは数年前からおいらが指摘してきたことなのですが、実はここにきて地元の方が立ち上がりました。まずは地元で福祉有償運送ができないか、ということの議論から始まったのですが、福祉有償運送はハードルが高い。ならばお年寄りに生き甲斐づくりの場を提供することからはじめて、お年寄りに元気になってもらおう、と。さすれば移動困難者が相対的に減りますから、地域の助け合いの機運が醸成される。そのなかで資金をうまく循環させるなかで、移動制約者の問題等にも関われるようになれれば、ということです。
 20年30年先の住民のことなどほとんど顧みないような形で進められた住宅開発のツケを住民が背負わされた格好になっているのですが、それを住民自らのチカラで解決しようと動き出しているわけです。

 行政の計画は、市長や担当者が変わったりすると二転三転しうるものです。でも、そこに住む住民自らが考え立ち上がる計画はそうコロコロかわることはありません。
 六十谷駅バリアフリー計画は一見、ないも同然の計画かもしれませんが、実は地域住民によってソフトの部分は形作られつつあります。今後の動きに注目したいと考えています。

2008年4月16日

●おもちゃ屋さん、チャンスですよ。

予想はされていましたが、TJが正式に民事再生法の適用を申請。
で、今朝出勤時に乗ったのがおも電。無事運行しているのはわかりましたが(苦笑)。展示されているおもちゃもそのままでした。ガチャガチャの中身はTJとは別会社になっているとのことでしたが。

前にわか電の方に聞いた際は「運行には支障ない」とのことでしたが、問題は改造費用の未納があるっぽいのが発覚したこと。5年間の契約だったので、スポンサー料の最大4/5が未払いになってる可能性があります(ある程度まとまった金額があらかじめ支払われていればいいのですがー)。

負債総額が40億円と言うことは、未払い分がTJから支出されることはまずないでしょう。わか電の貸倒損失(?)か何かで経費計上される可能性が高そう。

なんだかんだ言っても、わか電の経営には「極端な」悪影響はなさそうですが、ピーク時には「日本でもトップクラスの売り上げに達する」と問屋に言わしめたというおも電のガチャガチャ。スポンサーになって商品を納入してもおつりは・・・くるかな?おもちゃ屋さん、いかがでしょう?(笑)

2007年12月27日

●早いっすよ。

今朝、電車内のクリスマスポスターを取り外していたわか電さん。

今宵のいちご電車の車内。
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いくらなんでもちと早いっすよ・・・。
新聞の元旦特別号ですらもう少し後に来ますよ・・・。

まぁ、年始を迎えるんだ気分は出るんですが。

2007年12月26日

●時間はかかるけれども。

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最近、仕事で田辺に行くときは、伊太祈曽のパーク&ライド駐車場に車を止めて、わか電乗って高速バスに乗り換えて行って、オーシャンアローで帰ることが増えました。

直接クルマで出向くよりも時間は往復で3時間よけいにかかりますが、その代わり安いし安全。
ほんの少しだけCo2削減にもなってる。
行き帰りの車内は、原稿書くも、ぼーっとするも自由。後者の方が多いけど。

この日は、なんとなく真っ暗な車窓の向こうの明かりがどんどん過ぎ去っていくのをぼーっと眺めてました。

2007年11月13日

●実はわか電ピンチらしい件

このエントリは伝聞に基づく推測なので、それをお含み置きいただきたい。
また、本件についてわかやま電鉄さんへの問い合わせ行為などはしないでいただきたい。
ということを前提にご覧いただきたい。

続きを読む "実はわか電ピンチらしい件"

2007年10月31日

●英語はダメだ。

今日は田辺出張でありました。
帰り、駅前で高速バスを待ってると、ぽんぽんと肩を叩かれて。

顔はアジア系。中国系の方でしょうか。
でも片言の英語で、どうも「ここから白浜ゆきのバスは出ているか」と聞いていることが判明。
メモを持っていて、行き先のホテルがわかったので、その最寄りのバス停に行くバスを探すも、駅前の路線図と時刻表を見る限り、最終のバスが出た後のよう。駅前の案内所もすでに営業終了。

・・・とはいえ、こちらも英語をしゃべることがままならず。
白浜バスセンターでタクシーに乗り換えて、っていうことを言おうと思ってもそのフレーズがふいには出てこない(汗)。

そこに白浜空港行きのバスがやってきまして。これは幸い、と、その人に「wait,wait」と声をかけて、運転士に聞くと、その空港行きのバスが目的地のバス停に行くことが判明!気になっていた運賃もわかり、運転士もこの人がそこで降りることがわかっていればちゃんと対応してもらえるだろうと安心して送り出したのでありました。

しかし、話し言葉がすっと出てこないのはやっぱりダメだね。
後になって筆談ならなんとかなったーと思ったのも後の祭り。

とっさの時の英語、難しいですね。「身によくつく」英語はダメだし・・・。

2007年10月17日

●どうして夢心地

本日南紀出張。
ちょうどダイヤと現地での予定がぴったんこだったので、和駅から高速バスで南下。
約90分の間、2/3は爆睡(^^;
阪和道に入って海南ICに入る頃にはすでに寝てました・・・。

帰りは最終のオーシャンアロー。これまた2/3は爆睡(^^;
南部を通過したのは覚えてます。御坊に停車したのはうろ覚え。
次に目が覚めたのは紀三井寺の手前でありました。

通常より早起きだったので眠かったのはあるのですが、やっぱりバスや電車で移動するとよく眠れます(笑)。
ちょうどいい揺れなんでしょうね。


車で出かけると途中眠くなってPAで仮眠を取ることもあるのですが、居眠り運転になりやしないか心配な面もやっぱりあるわけで(特に出張機会が増えて現地の道路にも慣れましたし)、ガソリンの値段も上がる一方。また来月値段が上がるという見方が出ています。そこは運賃が変わることのない交通機関で出かけると出費も一定しますから、現地での予定を合わせられるなら、なるたけバスか電車で向かうことに決めました。

ただ、市街地ならそれで対応できるのですが、少し郊外になるとそういかなくなるのが南紀地方の困りどころ。
うまく使い分け、ですね。

2007年10月15日

●和歌山シャトルその後

昨日、今日とブラクリ丁界隈にいましたので、ついでに観察していたのですが、シャトル専用車のうち35・36号車は残りましたが、そのほかは、いすゞの134・466号車が専属に。そして日産Dの大型車もシャトル専属になっているようです。
日産Dの5両がすべて専属になっているかまでは確認できていませんが、少なくとも3両は半ば専属状態と思われます(旧シャトルのラッピングが移植されている車両がありますので)。
仮に5両すべてが専属になっているとすると総勢9両の陣容。従来のシャトル専属車は10両でしたから、1両減少になります。従来のシャトル車には和大線やマリーナシティ臨発用の方向幕が入っていましたが、一般車がシャトル運用にはいると、何かあったときの車両の融通がより利きやすいのが強みですね。

和歌山市の中心市街地活性化計画の中には、バスの低床化を進めること、市内中心部限定乗り放題バスカードの新設をおこなうこと、ハイグレードバス停の設置などが謳われています(和歌山市のWebからダウンロードできます)。いずれ35・36号車も引退し、一般塗装車のみに統一されるでしょう。そうなれば一般路線と運用を一体化することでより効率よい車両運用が可能になります。

とはいえ、昨日、今日、シャトルバスを眺めていましたが通勤時間帯以外は20名を超えるような乗車はあまり見られませんでした。また、現在のブラクリ丁の集客の柱はドンキホーテ和歌山店であることがうかがえました。旧丸正ビルは、来月中に部分オープン、来年正式オープンとされています。そのときに旅客流動がどう変化するか、今後のシャトルバスのあり方を考える上での参考になるのは間違いないでしょう。

# いすゞ396号車もほぼ専属のようですね。10月16日に運用を確認しました。これでいちおうシャトル運用向けの車両は10両と現状維持のまま、となります。(2007.10.16追記)

2007年9月 2日

●のんびりするのもいいものです

先週の日曜日、出張で南紀の山奥に行っておりました。
南紀に行くだけでもたいへんなのですが、山奥なのでなおのこと。公共交通機関もないことはないのですが、おもに高齢者の通院向けとおぼしきダイヤで昼間に便はなく、クルマで行かざるを得ないのであります。

で、先週の日曜日といえば「さよならきのくにシーサイド」の運転日。
99年に客車改造で誕生したものの、もともと古い客車を改造したものですので老朽化が著しく、今年限りで引退と相成ったのはご承知のことかと。
初期の新宮-串本間の運転の際、一度だけ乗りましたが新宮駅で震度5弱の地震に見舞われ、現地は安全点検の後すぐ運転再開したのですが、阪和線の安全点検の遅れから特急が遅れ、その煽りを食って単線区間でダイヤがまた乱れ・・・と難儀した記憶があります。

こちらは海岸線から山へ入りどんどん上って行かなきゃならないものですから、「さよなら」列車に乗るどころか撮ることも眺めることもできず、うーむ、ってな感じでしたが、それは仕方のないこと。
しかし、仕事が終わり42号線を北上していると、串本を過ぎた辺りで、線路沿いでカメラを持った人をみかけまして。
なんで?と思っていたら、和深駅だったかと思いますがシーサイドが止まっているではありませんか。
なるほど、営業運転のあとの回送をねらってカメラを構えていたんですね。

その後もこちらは42号線をひたすら北上していたのですが、ラジオの交通情報で「長峰トンネルから15km渋滞」の情報が流れたので、下道を通っても、みなべから高速に上っても、和歌山まで3時間では着きそうにない、と判断。ゆっくり北上することにしました。

しばらくして見老津にさしかかりまして。
そういえば99年に地震の遅れに巻き込まれたときに、見老津で遅れている特急と臨時に交換することとなり、かなりの時間停車したんです。あのときはまだ165系3連。暑い中でしたが、海が目の前で風が心地よかったのを思い出しまして、見老津駅に立ち寄ることにしました。

信号は新宮方面が青。少ししますとスーパーくろしおが通過。
海はちょうど夕日が沈みかけ。国道よりも少し高台にある駅からはその景色がまた見事。
携帯電話のカメラでは見事に逆光でうまく撮れないのですが(^^;

日もかげり、風も徐々に涼しくなるなかぼけーっとしていたら踏切の音が。
駅の時刻表にも列車の記載はない時間帯。北行きの信号は青ですが、特急もない時間帯のはず。もしや!と思っていたら、

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そのもしやでした。

縁とは不思議なもので。のんびりして一儲け?
でもやはり携帯電話のカメラ。きれいには撮れまへん(^^;

2007年7月29日

●とりあえずはっておきますね

昨日夜に札幌に行った翌朝はおも電イベントのお手伝いに行っておりました。
休憩時間に乗ってきましたので写真貼っておきます。
今回改造された編成は2276Fです。

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おもちゃ電車に関係するロゴ以外は原則吹き出し風になってます。
赤に緑は補色の関係で色弱の方には見づらい感じもしないでもないですがどうなんだろう?
ちなみに車両銘板の形式表記が従来のクハ2701ではなくクハ2706になっていました。厳密に言えば独自形式ということになるのでしょうか。

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車両上部の2276も吹き出し風に。右下に「和歌山電轍貴志川線」と漢字表記されています。

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遮光幕は完全幕式のものと2271Fいちご電車と同じタイプの2種類。

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座席はロングシート(Mc2276の先頭部分は青系、ほかは赤系)、背もたれが動物をかたどった「アニマルシート」、木製背もたれの「オリジナルシート」、間仕切りが木馬のおもちゃにもなる「木馬シート」の4種類。

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こちらが注目のベンダーマシン。実際に販売してます。

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Tc2706にはベビーサークル(一応、子どもの遊び場ということで荷物は置かないようにという注意書きがありますが、朝ラッシュ時は荷物置き場になりそう・・・)、そして2両とも車両中央にスタンションポールが2270系では初めて設置されています。
ちなみにつり革は木製ですが、ショーケース付近などは赤、青、緑、黄色に着色されています。

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降車ドア横のスペースには鏡。通勤車両には意外になかったこんな設備。

あと販売イベント時の販売コーナーにはなんとディスプレイが設置されていました。地方ローカル線向けの車両では非常に珍しい設備です(しなの鉄道115系以外の設置例を聞いたことがありません)。
今日はたま駅長と助役、水戸岡氏のイラストレーションなどが紹介されていました。通常運行時にはどんな映像が流れるのでしょうか。

2007年7月 2日

●吉見

先日、泉南方面に出かけた際に、初めて吉見工場のそばを通りました(^^;

したら奥の方に和歌山シャトルの41号車が突っ込まれているのが見えたので、運用離脱が確認できた次第。
和歌山シャトルの各車も1988年式ですから丸19年になりますが、シャトル運用自体減っているので最近ではシャトル専用車両はだぶついているんですよね。

和バスの場合、一般の大型車は車歴18~20年が廃車の一定の基準になっているようですから、シャトル車もそろそろ動きがあってもおかしくない、とみられていましたが、ついに動きが始まったかという感じです。
# でも同世代の31~33号車は今もバリバリ現役で定期運用に就いているんですよね(^^;
# その前の85年式の1191・1192号車は晩年は半ば予備車的存在になっていましたが。

ここ2年は珍しく上半期に一般車に新車投入などの動きが見られましたが、さて今年はどうなるでしょうか。

2007年6月15日

●ばたばた水無月

なんかバタバタしてます(^^;

今月から出張勤務が始まったせいでしょうか、勤務時間の割にバタバタ感が強くて。
その合間に九州に学会に出かけたり、原稿書いたり、会議に出たり。
実は原稿がまだ2本残っています。今日はもうこんな時間なので、週末までになんとか形にしないと。
って言ってるうちにその後は来月末にある学会のポスターセッションの原稿を書かないと。

そんなこんなでここ最近の動きをさくっとまとめてみますと。
・NUUの新譜「縫う」購入。人間が本来持ってるはずのほのぼの感というかなつかしさを感じる。
・小谷美沙子の新譜「Out」予約。ココロに突き刺さる歌詞に期待。
・水戸岡鋭治画集「旅するデザイン」購入。見るだけでもなかなか楽しいものです。
・出張勤務が多いからか、クルマの燃費が10/15モード燃費超えを達成。たぶん初めて。エコドライブには今後も精進します
・先週は疲れがたまって心身ともに疲労がピークに。九州での学会の際に、周辺の観光はまったくできずでしたが、後輩や友人たちと晩飯食べてだいぶんリフレッシュ。
・髪の毛伸びてきてうっとうしい。でも切りに行く時間を見つけられない。
・来月末の北海道ゆきの航空券手配。所用をこなすだけで観光なしで終わってしまいそう(涙)
・接骨院にも行けなくて腰痛・肩こりがだいぶん蓄積されてきているっぽい

・・・なんかネガティブな案件が多いのは気のせい、気のせい。

2007年3月 9日

●仙台へ

岐阜へ行った数日後は仙台へ。

当日朝10時までに仙台市内に入る必要がありまして(後でお昼過ぎ仙台到着でよかった、って事がわかっておいおい、ってなったんですが)、飛行機を調べたのですが当日朝に和歌山を出ても間に合わない事が判明。前泊しようにも、前日は夜まで仕事がありましたからアウト。

というわけで、思いがけず、
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これのお世話になったのでありました。初乗車。

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開放式のB寝台は何回か乗車したことはありますが、さすがに個室は落ち着きますね。開放式よりもよく眠れた気がします。
東京到着後、今度ははやてに乗り換えて仙台へ。

会議ではこの業界では超有名人とお話しさせていただく機会もありましたし、いろんな成果を持ち帰ることができました。
会議が終わってからは仙台の方と、別件で仙台入りされていた東京の方とで改めて飲み会。こちらは本業に関する意見交換ができてこちらもとても有意義でした(仙台の方も「猫の駅長」はご存じでした)。

充実感に浸りながら、翌日お昼過ぎに仙台を出て、こまち~のぞみの乗り継ぎで帰阪。

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のぞみ車内販売のコーヒーがリニューアルしたそうな。キャンペーン中ってことでチョコレートがおまけに。

2007年2月17日

●出張出張

来週、岐阜で会議があって出かけます。
また微妙な場所で・・・。
新幹線でも岐阜羽島から名鉄か、名古屋まで乗って岐阜まで折り返す必要が。しかも高いし。
というわけで、時間はかかるけど安くあがる近鉄特急+在来線に決定。
近鉄特急の2時間は一休みするにも、一仕事するにもちょうどよいのです。おいらはもちろん前者ですが(笑)

来月に入ると今度は仙台へ。
また微妙な場所で・・・。
飛行機でも開始時刻には間に合わず、かといって仕事の関係で前泊も困難。
というわけで、時間はかかるけど、サンライズ+はやてに決定。
横になって移動できるだけでもだいぶん疲労感は違います。

県外、特に関西以外への出張の際って旅行好きにとっては、いろんな手段を考えながら行程を組み立てられるので楽しいものです。決められた旅費規程と、現実の交通手段を照らし合わせてパズルのように組み立てていくようで。

2007年2月 6日

●掘り出し物

仕事柄、県内の自治体の広報はこまめにチェックするようにしています。
思わぬところに思わぬ情報が埋もれていることも多々ありまして、仕事に直結することもあれば趣味的に活かせる情報もあったり。

というわけで、今日は紀の川市の市報から。
担当の方は昔から存じているのですが、県内の広報誌のなかではなかなかセンスがよいのがここの広報誌です。
http://www.city.kinokawa.lg.jp/cityinfo/pdf/07022021.pdf

兼ねてから市議会で、旧粉河・那賀町域での巡回バス運行が議論されていたことは以前の広報誌で紹介されており気になっていたのですが、4月から実現ということで。小型バスとのことですのでリエッセでしょうか。新車導入か、日頃は予備に回ることの多い南海バスからの移籍車がそのまま運用につくのかはまだわかりませんが…。

で、旧桃山町域のももちゃん号は鞆渕と細野・貴志川町南部への乗り入れを実現するために改編、と。
今日仕事場に来られた紀の川市民の方が、4月から鞆渕までバスが来るようになるのでお年寄りは少しは便利になるかなぁなんて話をされていまして、あ、このことか、と、さっそくこの情報が役に立ちました(^^;

コミバスは4月に動きがあることが多いので、動きを追われる方は3月~4月の市町村の広報誌は意外な情報源になりますですよ。ちなみに海南市も旧下津町域をどうするかも含めた改編に向けた動きを見せていますので、気になっているところです。

2007年1月15日

●北関東周遊記

久々の18きっぱーの旅。
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水戸線で415系1500番台のトップナンバーに遭遇。それよりも号車札挿しの上の「な」が何か気になる。
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夜に茨城交通往復。勝田駅の駅員さんすごく親切。阿字ヶ浦駅の奥に休車となった客車?が置いてありました(夜なので撮影はうまくいかず)。
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翌朝は鹿島臨海鉄道で新鉾田へ。
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で、鉾田から鹿島鉄道へ。
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石岡駅にはウワサのディーゼルカーも。
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おまけ・10年ぶりに横軽を超えました。軽井沢滞在20分(笑)。

2006年12月11日

●いちご電車のクリスマス

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日曜日に移動で乗り合わせた貴志川線がクリスマス仕様のいちご電車。
ポスターも1枚1枚絵柄が違って凝ってます。
途中で乗ってきた男の子がおおはしゃぎで楽しんでました。

導入から4ヶ月になりますが、やはり対向ですれ違う向かい側の乗客の視線はまだいちご電車に向けられますね。車体が白ゆえに、汚れが目立つのでメンテナンスもたいへんでしょうけど(整備のNさん、お元気ですか?)、沿線の心意気までを映す色でいてほしいものです。

2006年10月19日

●10月21日新ダイヤ

21日にJR西日本とわかやま電鉄がダイヤ改正。

わかやま電鉄は昨日の仕事帰りに全駅時刻表を入手。
朝の時間帯が総じて数分繰り上がったので、ちょっと朝の定期利用客はツラいかな。
でも、よく東京出張で使うくろしおに余裕で乗り継げるようになったのでこれはOK。

それと、伊太祁曽で来月からP&Rがスタートとのこと、かなり安いので使いでがありそう。

で、よく見ると、平日ダイヤと土休日ダイヤ、和歌山-貴志の列車はすべて同時刻っぽい?
今日もらった和歌山駅発の各線時刻表でも、「平日のみ運転」のマークがあるのは伊太祁曽止めの列車のみ。
伊太祁曽止めの列車が入る時間帯は和歌山-貴志通し運転の列車は32~34分ヘッドになりますので、パターンが崩れるから覚えにくくなる、せめて和歌山-貴志間の通し運転の列車はどの曜日でも同じ時刻にした、ということでしょうか。

伊太祁曽-貴志間の本数を同じにして終電を30分程度遅らせるとすれば、運転間隔をどこかで伸ばさないといけないので、どこで処理をするのかな、と気になっていたのですが、22時台に伊太祁曽止めを挟む事で処理。この関係で貴志ゆきが47分空くのですが、23:01発貴志ゆきがスパくろ35号と、最終の貴志ゆきも阪和快速とバッチリ接続するみたいなので、阪和線利用者にはうれしいダイヤかも。
# どのみち和歌山市内から帰る客はダイヤ見て駅に行く時間考えるでしょうし。

で、肝心のJRのほうはまだわかりません~。
きのくに線→阪和快速の乗り換えがホーム移動2分なんてタイトな時間帯もありましたので、せめてそれが解決してくれていれば・・・とも思ったのですが、和歌山発の阪和線時刻表を見る限りあまり解決はしてなさそう・・・。

2006年9月25日

●有鉄 和歌山線休止

紀伊半島のバス情報掲示板にもカキコしましたが、和歌山県内でも随一の狭隘路線を走る路線として有名だった有田鉄道の和歌山線(花園-南海和歌山市駅前)が9月30日限りで運行休止になります。

生石山へは、紀美野町側からはバスが通る県道ではなく、小川宮から左に分岐する町道のほうが走りやすくなっており(それでも狭い区間はありますが)、有田川町側からは二川ダム関係の補助金でしょうか、ダムから直接札立峠まで上がれる2車線道路が近年整備され(それまではこちらも狭い道路でした)、バスが通る県道はまさに険道として取り残されたまま。一部改良されていますが、普通車でも走行するのに躊躇するような狭い道路です。

それでも有田川町側は県道が集落のなかを通る事もあり、ささやかながら需要はあったものと思います(紀美町側は県道は主な集落の上を通るので、集落内は町のコミバス(ハイエース)が走ってます)。かつて、花園から県道を使って生石山向いて上がった際に、ちょうど狭い区間で最終の花園行きと鉢合わせになったこともありますが、よくこんな道路をマイクロバスが走っているものだとびっくりしたものです。地元では「みかんバス」として親しまれてきたと聞きます。

今回、花園村がかつらぎ町に合併になりかつらぎ町のコミバスが花園まで延長されていること、有田川町内の路線も、旧清水町内は高齢者対象の福祉バスがあることから、今回の休止に至ったものと思われます。
花園から金屋口・藤並方面の路線は存続し、平日のみ金屋口から南海市駅までのバス路線が新設される事から、これで代替ができる、ということでしょう。

有田鉄道といえば、好調な観光バス事業に支えられて、末期には1日2往復になった鉄道事業も、1便数人乗るか乗らないかという路線バスを運行し続けてこられたという見方もありますが、それをしても、だんだんと厳しくなってきた、ということなのかもしれません。

2006年9月19日

●キヤ141

なんか今月やたらめったらこやつを見るのですが何かあるんでせうか?
某Webでは海南駅の待避線に入る画像がアップされていましたが・・・。

2006年9月10日

●無線LANの調子が・・・

昨夜帰宅後にすぐに眠くなって寝たのでこんな時間に起きてます(^^;
日曜日は公休なので無問題。日曜日に休めるのは久々です。

土曜日は日中にキヤ141が頻繁に和歌山駅を出入りしていました。
一般の検測にしては頻繁過ぎるなぁと思い、先日の集中豪雨の後の調査なんかな?と思ってみたり。
気象庁観測で200mm超、県の観測で9時間で400mm超っちゅう豪雨でした。自宅近辺も10時間くらい雷が鳴りっぱなし、数回停電して書きかけの文書飛んじゃうし、難儀しました。

さて最近、自宅の無線LANの調子がすこぶる悪いのです。
先日の停電の影響もありましたが、それとは別に。

PC本体からUSBの延長ケーブル経由でアダプタを挿すのがいちばん通信速度が速いのですが、どうもすぐに通信が切れてしまう。速度は落ちますが本体直挿しが安定しますので、これでなんとかやってるのですが、それでもたまにIP取得に失敗して、ネットワークの修復をしないといけなくなっちゃって。

無線ですので、有線LANよりもともと速度が落ちるのはやむを得ないとして、なぜ延長ケーブルじゃだめなのか、なぜ頻繁にネットワークの修復としないといけんのかよくわからないのです(^^;

まだ安定させるには一工夫いるのかもしれません。

2006年9月 3日

●富山ライトレール(2)

次に岩瀬浜駅の様子を。
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全景。港らしく、船をイメージした外観。

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案内サイン全景。洗練されたイメージ。

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駅名標。

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路線案内。

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周辺案内。ライトレール整備と同時に周辺の観光案内がとても充実した印象。

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時刻表・運賃表。期間限定で平日日中と土休日は運賃が所定の半額!

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裏側には付近の有名なものや祭りといった地元にちなんだ看板。

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この看板などは地元企業の協賛がほとんど。

専用軌道を走る際はなかなか軽快。
軌道区間にはいるとやはり限界はあるのですが、駅のデザインも全駅統一されており、なかなか洗練された都市型LRTといった印象。東京に本拠を置くGKだけではなく、地元のデザイナーも参画しており、地元の風物詩などの看板はおそらくその方が中心になってデザインされたものと思います。また地元の学生がデザインしたマスコット「とれねこ」もキャラクターとして定着。
都市計画や工業デザインという面でもこういったコラボレーションはおもしろく写るんじゃないかなと思われました。事実、訪れた当日も視察とおぼしき団体が見受けられました。

●富山ライトレール(1)

その後は富山ライトレールで岩瀬浜まで往復。
JR富山港線時代に475系3連で空気輸送の列車に乗った経験があるのですが、何かと雲泥の差でした。

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岩瀬浜にて。車両のデザイン自体は万葉線アイトラム、岡電momoと変わらないのですが、色遣いの妙でしょうか、雰囲気が違いますね。

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出入り口に編成ごとに決められた色をパターン塗り分け。7編成あるので、7色あり、第6編成はライトブルー。

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SINCE~という表現だけ見ると九州っぽい気もしないでもないです。

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出入り口はノンステップです。

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デザイン主担当のGKの文字がさりげなく。

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ICカードリーダーつきの運賃箱。ライトパープルの色遣いも珍しいですね。

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1.5人掛けシート。

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反対側は2人掛けシート。

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後ろの車両から前を見通す。降車ボタンは黄色に配されてわかりやすいです。

●立山黒部アルペンルート(2)

続き。

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ダムから北上。黒部ダムの方面を見ると同じ目線に山々が。

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真ん中に見えるのはロープウェイの終着点。

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白く見えるのは雪です。もはや溶けることなく万年雪になりそう。

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トロリーバスを抜けて室堂へ。標高2400m。こちらにも雪が・・・。

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室堂平。ガスが頻繁にかかって、こちらサイドから立山の様子ははっきり見えず。

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硫黄が吹き出し続けているという地獄谷。硫黄の匂いが・・・。

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ミクリガ池。水質抜群ですが、水温が一桁なので、生き物はほとんどいないそうです。

短時間でしたが、自然を満喫できた一日でした。
やっぱり高所なので酸素が薄い事も実感(^^;

この後、富山市内へ。

●立山黒部アルペンルート(1)

夏期休暇1日と公休1日を組み合わせて行ってきました。

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スタートは大阪から急行きたぐに。

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自由席がこの座席である事をすっかり忘れてました(汗)
あまり寝つけず・・・。

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糸魚川から大糸線に。キハ52がお出迎え。国鉄色と、首都圏色も。

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懐かしいアイテムが車内に・・・

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E127系に乗り換えて信濃大町駅到着。バスで移動。

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トロリーバスの扇沢駅。ちょっと山のほうが煙っていて心配。

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トロリーバス。ちゃーんとVVVFの音を響かせてくれました(笑)

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で、黒部ダム到着。虹が出ている事にご注目。

2006年8月12日

●いちご電車車内

お盆休みがないのでしばらく通常勤務。明日は公休ですが、きっちり終日予定入ってます(苦笑)。
ゆっくり休めるのはいつのことやら。
さて、もうほうぼうで公開されているでしょうけど、とりあえずいちご電車の内部をご紹介しておきます。

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上から東急車輌、南海車両工業、大阪車両工業の銘板。禁煙・携帯電話マークは黒字に赤色。

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停車駅案内、運賃案内は、南海時代のものに原則あわせています。他の編成が南海の案内を踏襲しているため、デザインや表記内容を変えると混乱を招くという判断でしょう。

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非常用の案内は赤、標準案内は黒基調の色遣い。案内表示に黒メインというのは珍しい気もしますが、意外に車内の雰囲気にマッチしているのが不思議。

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優先席のピクトグラムは標準仕様のもの。黒バックが新鮮。

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床は板張り。

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「いちご電車」はみんなのでんしゃ。

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ブラインドはすだれ風。

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バリアフリー関係か、ドアステップには黄色い表示。滑り止めには弱いか。

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入り口付近に電灯が追加されています。なんとなくレトロな感じ。

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貫通路にかけられている暖簾。

2006年8月 6日

●大改造!劇的ビフォーアフター

Before
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 ↓
After
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Before
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 ↓
After
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朝ラッシュの運用に入った場合、Tc2701に設置されている収納棚が邪魔にならないか心配ではありますが・・・。

2006年8月 4日

●ここ数日

最近、帰宅してメシ食ったら毎日Webいじってます。
ヘタしたら本業と合わせて1日16時間くらいパソコンの前にいる日もあるかも。
それ以上にがんばっている人がいるから、おいらもがんばらんとね。

管理している某Webにアクセス解析をかけているのですが、最近携帯電話からのアクセスがちょくちょくあります。去年までは少なくともほとんどありませんでした。ドコモだと90xシリーズばかりなので、フルブラウザで見ているっぽい。時代の進化を感じつつ、そういえばFOMAにしようと半年前から考えつつまだFOMAに切り替えるきっかけを見失っている自分がいたりしますが。

で、今夜はネット回線が異様に速い。無線LANなので、ムラがあるのは仕方ないとしても今夜の速度はある意味異常。いつもこのスピードが出てくれたらもっとサクサクなのにね。日によると、夜になるとヘタなADSLより遅いんちゃうか?っていう事もあるのですが・・・といっても、ついこないだまでISDN生活を余儀なくされていた事を思うと天と地の差がありますが。

で、やっぱりきのくに線を走る瀬戸内色は違和感あります。
湘南色Tcにサンドイッチされた瀬戸内色のモハユニット。うーむ。
そういえばこの1週間で2回、キヤ141を見た。結構速度が速いのにびっくり。

あと、やっぱり当事者じゃない人にガタガタ言われるのはやっぱりシャクだ、と改めて感じたこの1週間。自省もせねば。

2006年7月24日

●珍しいものをみたもんだ

今日のお昼過ぎでしたでしょうか、いつも電車が走らない時間帯に電車の音。
通り過ぎていったのは湘南色+阪和色の編成・・・と思ったら、後ろにオーシャン色の2連をくっつけた6連の回送!都合、3色混合編成でありました。

また夕方、いつもと違う時間帯に電車の音。
またまた湘南+阪和+オーシャンの6連の回送が反対方向に。

和歌山で113系の6連を見るのは非常に久しぶりのことですが、また珍しいものをみたものです。
なんでこの混色編成だったのかはナゾですが・・・。

2006年7月20日

●あれだけ寝たのに

寝だめしたつもりだったのに、今日会議で大阪に向かう快速の車中でまたも爆睡(笑)
おかげで3時間ちょいの会議は頭すっきりで臨めたのでよし、なんですけど。

環状線で青201系と立て続けにすれ違うのはやっぱり違和感ありますね。
某駅で向かいに止まっていた編成は「大モリ」ではなく「神ホシ」のままでしたが、これは一体・・・?と、最近情報収集もままならないので、とんと車両の動向に疎くなったなぁ、と思わされた一瞬。

2006年7月12日

●いちご電車外装お披露目

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今日は公休。
所用で市内に出かけるために伊太祁曽駅に行ってみると、ちょうどいちご電車が車庫から頭を出していました。報道関係者向けの公開時間帯だったようで、たくさんの報道陣が。
普段は改造の模様は原則非公開になっていると聞いているので、ラッキーでした♪
偶然駅を利用したお客さんからも「あれかー」っていうオドロキの声があがっていました。

というわけで、車庫の裏手から携帯のカメラで撮ってみました。
・・・デジカメ持って来ていればよかったorz

<18:20追記>
NHKのローカルニュースを見ると、この後さらにレタリングの貼り付け作業が行われているようで、この画像ほど真っ白というようではなさげでした。

<7/13 01:30追記>
自己レスです。
> 普段は改造の模様は原則非公開になっていると聞いている
・・・の表現はよくよく考えたら当たり前ですよね(^^;
「一般の方に披露するのは基本的にグランドオープンまでお預け」のようですよ(=それまではできるだけ隠させてください、らしい)、ということを聞いている、という意味ですゆえ。

そうそう、ホーム係の人が電車の時間が来るまでホームから見える木を剪定してらっしゃいましたし、列車対向の間には運転士の方がホームに下りて対向列車の入線時の安全確認をされるなど、時間は極力無駄にしない、という姿勢を感じたですよ。

2006年7月10日

●夢を語る男と夢を忘れた男と。

MTの不具合を解消するパッチがまだ公開されていません(^^;
一応、MTのタグをいじれば、パッチを適用せずともうちで起こっている不具合が解消できるのですが、なんせややこしくて・・・。MTを使いこなすにはまだまだ根本的な知識が足らないようです(汗)


さて、今日はお昼から紀の川市内某所でちょっとしたお話しをしてきました。

合併や国の制度改革のなかでいろんな施策が大揺れに揺れ、わたしもその騒動にちょこっと巻き込まれたりもしましたが(汗)、6月議会で補正予算が可決され、ひとまず落ち着くところに落ち着きつつあります。今後は合併によって顕在化している旧5町の施策とのひずみをどうやって埋めるかが焦点になっていくのでしょう。

これまでの旧5町の施策と取り組みの経過を中心に、30分くらい話をしてほしい、とのご依頼でしたが、そういうことを念頭に置きながら1週間ほど前から話す内容を考えていました。

特に合併によって生まれた自治体の場合、先に書きましたように旧の自治体の元で行われてきた各種事業が急に一本化されますので、施策がよくなる地域と後退する地域とがどうしても発生してしまいます。とかく、施策がよくなるように住民は要望を出しがちなのはある意味仕方ないのですが、もともと財政が厳しいから合併して行政システムをスリム化する、というのが自治体合併の大きな根本の一つです。ですから、住民が「いい方の施策に合わせてほしい」という要望ばかりしたって容易に叶うものではありません。

広く地域の理解を得て、自治体がこれなら予算を出せる、と判断できる材料が揃って、はじめて施策がよくなる、という認識でいないといけないし、そのためには住民側が政策提言能力的なものを身につけないといけないでしょう。文句や要望ばかり言うててもはじまりません。

また、旧自治体の施策の成り立ちを追わずに「うちはここまでしか出来ていなかったのにあそこは・・・」という旧自治体間格差の議論に終始しても意味はありません。旧自治体はそこならではの考え方で施策を展開してきたわけですから、広い視点で施策を振り返り、新しい自治体になってからの方向性を考えないと、内輪だけの議論に終わってしまい、結果として新自治体全体の利益につながるような施策は打ち出せないでしょう。

というようなことを考えながら、施策の経過よりも今後の考え方を提案する、という方向性でレジュメを切って臨んだのですが、時間の関係でわたしの持ち時間が10分短縮(苦笑)。話す内容の一部は先に別の方が話してくれましたし、レジュメにも記載していたので読んでもらえればわかるようにはしておきましたが、なんだか中途半端に終わってしまいました・・・。

でも、最後には、紀の川市が将来こうなってほしい、という長期的な「夢」を持っていただければ、という事は述べさせてもらいました。今すぐには無理かも知れないけど、その端緒はいま作ることができる。

なんてことを駆け足で話し、その他のプログラムが終わってみなさん帰途に就かれましたが、その後自分が帰途に就く段になって、そんなことを話しておきながら、果たして自分が求めていたのは何だったのか?将来こういうことしたい、という漠然としたものはもっていながら、ここ最近多忙にかまけてその具体化の作業がおろそかになってるなぁ…なんて思う。


帰りに久々に那賀営業所に立ち寄ってバスカード購入。未だに本社塗装のいすゞの1350号車が残っているのか(^^;;

そういえば、那賀バスが引き続き運行受託をするであろう、岩出市巡回バスの新車のデザインの公募がはじまっている。今回、市は宝くじの助成金を購入費用に充てるとのことが市の広報で明らかになっている。紀ノ川界隈ではかつらぎ町に続く事例か。

紀の川市議会では、旧粉河・那賀地域へのコミュニティバス新設の請願が採択されている。こちらもおそらく具体化に向けた作業が始まっていることでしょう。ほかの旧3町はすでに路線があったもの。この請願は市長公約にも交通体系の整備という項目があったはずで、貴志川線への補助金支出事例もあることから、すんなり決まったのでは。交通インフラのように目に見えてやってる・やってないがわかりやすく写る施策はこういう時はトクかもしれないですね。


今宵は久々にコランチルとベリチームの世話に。
昨年激やせしてから、殊に体力が落ちたなぁと感じる。体力を消耗する夏本番はまだなのに。

2006年6月29日

●改装2日目

所用ついでに目を凝らしてきました。
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すでに連結器周りは赤色になっているよう。

2006年6月 7日

●貴志川線、9月にダイヤ改正へ

テレビ和歌山から。
貴志川線アンケート結果、JRへの接続改善 / 県内 2006/06/07 18:58
 乗客の利用状況などを調査し、運営上の参考にしようと先月行われた和歌山電鐡貴志川線のアンケート結果が今日示され、回答した乗客の半数以上が利用促進策としてJR阪和線への接続の改善を求めていることが判りました。 和歌山電鐡では、接続改善のため、JRにあわせ9月にダイヤ改正を行うことを決めました。
 乗客のアンケート調査は、和歌山電鐡と貴志川線の未来をつくる会、日本政策投資銀行の地方鉄道再生研究会が、先月15日と16日の二日間、貴志川線の全駅で2400枚の用紙を配布し、およそ半数の回答を得ました。 回答によりますと、乗客は会社員、学生が多い典型的な通勤通学路線で、特に40代以上の中高年が多いことが判りました。 さらに、利用促進策についての回答のうち、「JR阪和線への接続の改善」が54パーセント、「増便」が35パーセントと多く、大阪方面への利便性の向上を求めていることが判りました。 和歌山電鐡などは、JR阪和線への接続の改善について、「単線なのでダイヤを少し変えるとすべての時間がずれる」とし、JRのダイヤ改正にあわせ9月から全てのダイヤを改正するとしています。 また、増便については、「すべての区間で朝夕のラッシュ時は、列車間隔を20分程度にしたいが、貴志駅と伊太祁曽駅間に列車が行き違えられる場所がなく、現状では難しい」として、大池遊園付近に専用の線路を設けられないか検討に入るとしています。

和歌山放送から。
和歌山電鐵貴志川線は、JRへの乗り継ぎに便宜を図るため、9月にもダイヤを改正することを決めました。
 これはきょう和歌山電鐵の磯野省吾専務が記者会見で明らかにしました。和歌山電鐵は先月市民団体や日本政策投資銀行とともに利用状況のアンケート調査を行い、その結果JRとの乗り継ぎ接続に不便を感じている意見が多数を占めたことからダイヤ改正をすることにしました。特に大阪方面からの帰りの接続に不便を感じているといった意見や、朝のラッシュ時に全線で15分間隔の列車の運行を希望する意見が多かったということです。早急にできることとして和歌山電鐵では、9月にもダイヤ改正を実施しJRとの乗り継ぎに便宜を図るほか、クイズラリーなどのイベントを実施することにしています。
 そして今後終電の延長や運転本数を増やすほか、割安の乗車券の発行などを視野に入れて検討を進めることにしています。アンケート調査は2400人に配布し半数から回答を得るなど関心の高さを示しています。特に中高年や女性の利用客からの声が多く寄せられています。調査した和歌山電鐵では利用者の分布等を分析し、駅前に駐車場を完備するパークアンドライドを導入したり、県や市と協力してノーマイカーデーを実施するなど鉄道を利用していない人にも利用を促す考えです。

 日本政策投資銀行も関わるとはやはり全国区の話題ということでしょうか。
 運営移管当初しばらくの間は、社員さんの習熟も兼ねてか、いちごヘッドマークが全編成に取り付けられ、2271Fに掲出されていたいちご電車ポスターが2276Fに移されたほかは、大がかりな取り組みは控えられてきた印象がありますが、いちご電車が8月6日デビュー予定、運転士候補生も募集するなど、ここにきて積極的な動きが目に見えるようになってきました。

 で、気になったのは、テレビ和歌山の
> JRのダイヤ改正にあわせ9月から全てのダイヤを改正するとしています
 ・・・JRも秋にまたダイヤ改正?

●見あたらないと思ったら

貴志川線の2271F、最近見かけないと思ったら、バラされて1両が検査庫に入っているのを確認。
定期検査か、はたまた・・・?

2006年6月 4日

●ん?

最近貴志川線の2271Fを見ない気がする・・・。
もう改造に入ったのかな?

2006年5月22日

●いちご電車その後。

 わかやま電鉄開業50日。
 22日まで実施の母の日ギャラリー電車もなかなか好評とのこと。
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 ただ、貴志川の方に伺ったところでは、今年は貴志川名物のホタルの生育があまりよろしくないらしく、ホタルに絡めたイベントは難しいかも・・・?
 
 電鉄開業当初は不慣れなところもあってか、貴志駅が夜間真っ暗なことがあるとかなんとか、いろんな問題点も指摘されてはいましたが(車両不具合は南海の頃にも頻発していたので、同じ編成かと思われます)、人数が少ないとさすが小回りが利くわけで、少しずつ改善されていっていますし、沿線のバックアップ体制も徐々に整いつつあります。地元住民等が参加している運営委員会でもいろんな意見が出ていて有意義に進められているとか。
 ダイヤと運賃については、運営引き継ぎ時の取り決めもあってしばらくはいじることができないと聞きましたが、改めて運転士の研修生を募集していたところをみると、増発を含めて新ダイヤの青写真が描かれ始めているのかもしれませんね。

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こうして心意気を前面に押し出すポスターは全国的にも珍しいのでは・・・?

2006年2月14日

●これが現実なのか

出張で、普通電車よりも特急電車のほうが本数が多いような街に行ってきました。


・・・普通電車が学生とお年寄りの乗り物にしかなっていない現実を改めて見せつけられた次第。

特急は私と同様、出張とおぼしき方で自由席が半分くらいは埋まっていましたが・・・。

2006年2月12日

●東京いづも祭り

先週末、東京に出張。仕事がすべて終わってから久々に鉄分補給に出かけました。
今回はTX、常磐特快、関鉄常総線ってなラインナップです。つくばは初めてですが、改めてすごい都市やなぁなんてことを思いながら、非電化複線の常総線にもびっくりしながら、そういえば東北・東海道にもE231系がえらい勢いで増えているなぁと思いながら巡ってまいりました。

で、東京に戻ってきますと、週末ということもあり「出雲」にはすごい人だかり。
ホームの案内放送で「入線時にはフラッシュ焚かないでください~」って繰り返し放送されるくらいですから、日頃から撮影目当ての人は多いのでしょう。駅員以外にも警備員らしき方が何人か見受けられました。
さすが週末、車内もほぼ満席だとか。いつもこれくらい・・・というぼやきもやっぱり聞こえてきそうです。

鳥取県の片山知事は、餘部鉄橋架け替えへの資金拠出も絡んでいることから「出雲」廃止にはいち早く反対を姿勢を表明されているようです。じゃぁどれだけ鳥取県内から乗車してたの?って言われるとたぶん答えに窮するんじゃないかなぁ・・・なんて身勝手なことも考えてみるわけですが、サンライズ接続のスーパーいなばが試験運行されることですし、騒ぎが落ち着いたら、何事もなかったかのような日常に戻るんじゃないかなと思ってもみたり。

2006年1月23日

●いづも

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たぶん、最後の定期ディーゼル牽引客車体験(まだだけど)。

前に出張の帰りに乗った「銀河」はガラガラだったけど、さすがにこっちは下段はすべて埋まってた。
受験シーズンに重なるのと乗り納めな人が多いのかな。

2005年12月18日

●和歌山の汽車・鉄道

トンボ出版から「和歌山の汽車・鉄道」って本が出ました。
本屋の店頭にもポスターが出てまして気にはなっていたのですが、昨日お会いした趣友氏にもオススメされまして、仕事帰りに購入。
3300円+税と少々値は張りますが、資料価値は結構なものです。なんせ、概ね半世紀分の写真ですから。
和歌山県内の旧国鉄・JR、南海、紀州鉄道のほか、有田鉄道、野上電鉄、和歌山電気軌道まで網羅。約200ページで、1ページに概ね2枚写真が載っていますので乱暴に計算して約400枚の写真が掲載されています。
古い車両にはまったく明るくないので、これ見てちょっとは勉強します~。

ISBNコードでamazonで検索したのですがヒットしなかったから、地方出版扱いかもしれません。いま見てみましたがトンボ出版の通販でもまだ載ってませんでした。
とりあえず和歌山市近辺の少し大きめの書店には置いてます。

2005年11月19日

●BRCハイブリッド デモ車

会場に持ち込まれていた、日野自動車のブルーリボンシティ・ハイブリッドバス(ノンステップ)です。
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蓄電池はトヨタのプリウスに搭載しているものと同型のものを4基。量産効果でコストカットと汎用性を持たせているそうです。コストアップは一般の大型ノンステップバスの1割強に抑えているそうです。それでも1台2600万円(低公害車購入補助金で、一般大型ノンステップ車とほぼ同額になるケースが多いそうですが)。

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デモ車ということで、車内のLCDには、駆動状況を表す表示が。
説明では、発進時はエンジン+モーターアシスト、通常走行時はエンジン駆動、アクセルオフで回生状態になり、蓄電する仕組み、だったように記憶しています。

意外だったのは、CNGバスは確かにNOxなどの有害物質は大幅に削減できるそうですが、CO2排出量は逆にディーゼルエンジンよりも多いのだそうです。この2005年モデルのハイブリッドバスでは、CO2の削減はもちろん、黒煙の排出量もかなりカット。実際に排気ガスを見てみたのですがほとんど無色でした。

2005年11月17日

●松江 会議メモ

で、肝心の「松江で何してきたか」といいますと、まちづくりに関するフォーラムだったわけでして。

そのなかで、このblog見てる人で特に興味ありそうな、公共交通のひとつとしてバスに焦点を絞ったフォーラムの会議メモを参考に転載しますね。文責はあくまでわたしにあります。

パネリスト
 中 村 文 彦 氏 (横浜国立大学大学院環境情報研究院教授)
 鈴 木 文 彦 氏 (交通ジャーナリスト)
 松 浦 正 敬 氏 (松江市長)
コーディネーター
 飯 野 公 央 氏(島根大学法文学部助教授)

 いずれも、松江が抱えている問題点について、中村・鈴木両氏が回答するというスタイルで進められた。なお、前段に、地元の青年会議所メンバー(だったと思います)によって、松江の都市構造によって引き起こされている交通問題についての提起がなされています。

(1)交通とまちづくりについて
 (ア) 松江・・・施設が郊外に出ている、観光地が点在している問題点を抱えている
 (イ) 好例:ポートランド・・・都心に都市機能を集中。公共交通優先に方針転換。街全体でその費用を負担している。
 (ウ) 日本国内で交通とまちづくりがうまくリンクしている事例は少ない。
  (1)市内循環バスを走らせたからといって街が元気になるわけではない。街そのものが元気にならないとならず、そのためにも行政のバックアップは重要。
  (2)都市計画の段階で都市機能の集積を図る方策を
  (3)バス事業の可能性・・・現状を如何に脱却するか。表向きはいろいろ変わっているようにみえるが実は何十年も同じ方式で運営されている。隠れているニーズを掘り起こす必要あり。

(2) バス路線のわかりやすさ、再編のポイント
 (ア) 松江・・・3社が競合し、路線は複雑である
 (イ) 盛岡ゾーンバスシステム・・・国交省オムニバスタウン事業では好例
  (1) 路線の役割分担明確化
   郊外バスでバスセンターまで集客し、そこから市街地急行バスで効率的に輸送
   市内を頻発する循環バスを設定。
  → 都市のサイズによって規模は異なるだろうが、適した役割分担はできうる。
 (ウ) 複数の事業者が競合している場合の再編は非常に難しいが、各種割引制度の共通化など少しずつ歩み寄るケースは散見される(長野など)

(3) 利用促進について
 (ア) 全国的に見て驚異的なのは伊予鉄道。現在も年間二桁の伸び率。
  (1) 路線・運賃をわかりやすい体型に・・・初乗り50円、以降50円刻みで上限600円に。
  (2) サービス向上宣言・・・毎年2回新しい施策を集中実施、PRの相乗効果を生むことで、社員の士気向上も生む好循環
  (3) バスロケの実績を元にダイヤを微修正・・・場合によっては所要時間を遅らせる場合もあるが、バス停掲示の時刻と実際の運行ダイヤが符合するだけでも信頼感が向上
  (4) 鉄道線と幹線系統のバスの結節を大切にしている
 (イ) 誰に乗ってほしいのか、ターゲットを明確に。
  (1) みんなにメリットを求めるのは難しい。まずはターゲットを絞って展開し、成果が出れば次の展開へ

(4) バスをどう支えるか
 (ア) 松江・・・住民によるコミバス利用促進協議会による協議で乗客が8割増の実績
 (イ) 「マイ・バス」意識向上に向けて
  (1) 四日市や醍醐コミュニティなど、市民・NPO主体のバス運営にはキーパーソンや有識者の存在
  (2) 大学や事業者等の支援も欠かせない。そこで行政は無責任にならないこと

 会場には特別協賛で、日野自動車が最新型のハイブリッド車(ブルーリボンシティ)が持ち込まれており、試乗もできました。この画像も追ってアップしますね。

2005年11月12日

●純正OCEAN復活

出勤途中にすれ違った和バスの570号車、ラッピングがはがされているのを発見。
すれ違っただけなので左側がどうなっているかは不明ですが、久々にOCEANの側面が見られるようになっています。
クライアントの契約切れか、なんなる貼り直しか、気になるところですが、純正OCEAN塗装を撮影されたい方、お早めに。