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2006年6月 7日

●貴志川線、9月にダイヤ改正へ

テレビ和歌山から。
貴志川線アンケート結果、JRへの接続改善 / 県内 2006/06/07 18:58
 乗客の利用状況などを調査し、運営上の参考にしようと先月行われた和歌山電鐡貴志川線のアンケート結果が今日示され、回答した乗客の半数以上が利用促進策としてJR阪和線への接続の改善を求めていることが判りました。 和歌山電鐡では、接続改善のため、JRにあわせ9月にダイヤ改正を行うことを決めました。
 乗客のアンケート調査は、和歌山電鐡と貴志川線の未来をつくる会、日本政策投資銀行の地方鉄道再生研究会が、先月15日と16日の二日間、貴志川線の全駅で2400枚の用紙を配布し、およそ半数の回答を得ました。 回答によりますと、乗客は会社員、学生が多い典型的な通勤通学路線で、特に40代以上の中高年が多いことが判りました。 さらに、利用促進策についての回答のうち、「JR阪和線への接続の改善」が54パーセント、「増便」が35パーセントと多く、大阪方面への利便性の向上を求めていることが判りました。 和歌山電鐡などは、JR阪和線への接続の改善について、「単線なのでダイヤを少し変えるとすべての時間がずれる」とし、JRのダイヤ改正にあわせ9月から全てのダイヤを改正するとしています。 また、増便については、「すべての区間で朝夕のラッシュ時は、列車間隔を20分程度にしたいが、貴志駅と伊太祁曽駅間に列車が行き違えられる場所がなく、現状では難しい」として、大池遊園付近に専用の線路を設けられないか検討に入るとしています。

和歌山放送から。
和歌山電鐵貴志川線は、JRへの乗り継ぎに便宜を図るため、9月にもダイヤを改正することを決めました。
 これはきょう和歌山電鐵の磯野省吾専務が記者会見で明らかにしました。和歌山電鐵は先月市民団体や日本政策投資銀行とともに利用状況のアンケート調査を行い、その結果JRとの乗り継ぎ接続に不便を感じている意見が多数を占めたことからダイヤ改正をすることにしました。特に大阪方面からの帰りの接続に不便を感じているといった意見や、朝のラッシュ時に全線で15分間隔の列車の運行を希望する意見が多かったということです。早急にできることとして和歌山電鐵では、9月にもダイヤ改正を実施しJRとの乗り継ぎに便宜を図るほか、クイズラリーなどのイベントを実施することにしています。
 そして今後終電の延長や運転本数を増やすほか、割安の乗車券の発行などを視野に入れて検討を進めることにしています。アンケート調査は2400人に配布し半数から回答を得るなど関心の高さを示しています。特に中高年や女性の利用客からの声が多く寄せられています。調査した和歌山電鐵では利用者の分布等を分析し、駅前に駐車場を完備するパークアンドライドを導入したり、県や市と協力してノーマイカーデーを実施するなど鉄道を利用していない人にも利用を促す考えです。

 日本政策投資銀行も関わるとはやはり全国区の話題ということでしょうか。
 運営移管当初しばらくの間は、社員さんの習熟も兼ねてか、いちごヘッドマークが全編成に取り付けられ、2271Fに掲出されていたいちご電車ポスターが2276Fに移されたほかは、大がかりな取り組みは控えられてきた印象がありますが、いちご電車が8月6日デビュー予定、運転士候補生も募集するなど、ここにきて積極的な動きが目に見えるようになってきました。

 で、気になったのは、テレビ和歌山の
> JRのダイヤ改正にあわせ9月から全てのダイヤを改正するとしています
 ・・・JRも秋にまたダイヤ改正?