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2006年12月 2日

●ISO26000

最近クレジットカードでもいろんなものが出てきましたね。おサイフケータイやSuica、Pitapaなどのような後払い式の乗車券との組み合わせが新顔として注目されていますが、利用金額に応じて特典がつくようなカードはもはや当たり前。最近は利用金額の一定割合の金額が社会貢献活動に役立てられるようなカードもぞくぞくと出てきています。

日本の企業としても08年にも発効される見込みというISO26000(社会的貢献に関する国際規格)に照準を合わせた取り組みが今後加速されるものと思われます。社会貢献型クレジットカードはそのほんの一例ですが、一市民として社会的貢献を考えなければならない時代がすぐそこまで来ているような気もしています。

先日受けてきた研修での話ですが、昔は、地域のことはすべて地域でできたんだ、と。
それが、社会が発展するがゆえに、まちづくりや生活を豊かにする役割が行政や企業という「地域住民とは離れたセクター」に移っちゃったんだ、と。そして地域住民はそれらのセクターに任せっきりになることに慣れてしまったのがいまの日本じゃないかな、と。
かといってこの現代社会において住民一人としてできることには限りがあります。すべてのことを自分たちでおこなうのは困難だとしても、自分たちで出来ることがあれば自分たちでする、それがコンパクトで無駄のない社会づくりにつながるのではないかと。

ISO26000は主に企業や行政などが認証を受ける仕組みでしょうが、一市民として社会のためにできること、少しでも取り組めないかなと。
それがエコドライブでも、レジ袋NOでも、マイ箸でもいいと思います。家の前の掃除でもいいでしょう。できることから、少しずつ。その積み重ねで、たぶん地域は変わる・・・そう思いたい師走の夜であります。