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2007年2月16日

●貧困な国、ニッポン

研修の一環で、ハンセン病の元患者の方の講演を聴きました。

法律が改正されたことはもちろん知っていましたし、NHKで重い後遺障害に苦しむ元患者の方を地域で受け入れる取り組みだったかを紹介するドキュメントを見たことがありましたので、そこそこの知識はあったつもりですが、当事者の方からの生の話をお聞きすると、その悲惨さに改めて言葉も見つからないショックを感じました。

仕事柄、いろんな福祉関係の方とお話しすることも多いのですが、やはり日本は福祉という面では非常に貧困な状況が続いている国なのか、と思い知らされるのでした。福祉の分野での「自立」とはかくも難しいことなのか、と。