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2008年1月27日

●行政の審議会に出る

先日、某市の審議会委員を仰せつかりまして、第1回の会合に出てきました。

実は行政主催の審議会や事業コンペ審査のような会委員として出るのは初めてではなく、見学もさせていただいたこともあるのですが、これまでは和歌山県や国の出先ばかり。逆に市レベルの審議会に出るのが初めてです。
しかも公募枠に応募して選任されたので、行政から直接お声掛けかかったわけではなく、なんだか自ら「逆輸入」したみたいです(苦笑)

こういうときは、委員にたいてい学識経験者枠があって、その人が事務局とあらかたの段取りの打ち合わせをしておいて、第1回目の会合で座長に誰を選ぶよ的な議題になったら委員の誰かが「事務局一任!」ということで事務局案を提示→異論なし、で座長になる、という暗黙の了解みたいなものがあります。
誰か「おら座長やりてぇべ」っていう人が出てきたら事務局はあわてるでしょうね(笑)。段取りも何もないから、会が紛糾すること間違いなしですが。

で、その審議会、某市のある計画の将来のあり方を検討しましょう、という会議でして、その市のいろんな分野の代表の方が来られているんですね。
・・・が、委員見回すといちばん若いのがおいら。十数人いる委員でおいらを含めて30代が2人だけ。50代以上の方が大半を占め、半分は60代以上とおぼしき感じ。もちろん、その道で長くやってきた方々ですから、それなりの見識をお持ちで、それぞれの分野の意見も反映させることができる、ということには間違いありません。

ですが、計画の将来のあり方を議論する場に、将来を背負って立つはずの今の30~40代がごく少数というのはひじょうに納得がいかなくて、フリーディスカッションで意見を求められた時に、次世代にこの計画を活かしてもらうためには今の若い世代の意見を反映させる方策を是非、と申し述べました。

ちょうど第1回ということで、今後の議論の方向性を探るという前提があったのは間違いないのですが、座長の先生がそれで水を得た魚のように、「そうですよね、次世代にどうこの計画に基づいた施策を提供するかが大事なんですよ」的にまとめを始められまして。お、ちょっと役に立ったかな、と、とりあえず委員としての役割を果たせた感がありまして、ほっとした次第です。

行政にどんどん市民の意見を入れていかねばならん!と思ってるおいらにとっては、堂々と意見を申し述べることができるこのような機会はどんどん活用していきたいですね。惜しむらくは、こういう会議は平日午後ってのが多くて、働いている人がなかなか参加できないってこと。私も今回は偶然公休と重なったので、難なく出席できただけで、なにか仕事の予定が入っているととたんに出席がややこしくなりますから。

次回は2月中旬か下旬と聞いています。何も重ならないといいのですが。