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2008年9月14日

●警察24時

ここは和歌山県の穏やかな田舎町。

土曜ともあって県外からの観光客で賑わっている、そんな昼下がりに緊急連絡が!建物火災との一報である。●●巡査長と●●巡査が現場に急行!
すでに現場では消防署や地元消防団の消火活動が迅速に進められており、単なるボヤで済んだ。
怪我人もいないようで、後を消防と鑑識に任せることとなった。


ところ変わってこちらは駅前交番。近くには繁華街があって夜にもなれば多くの客で賑わう。今日は週末とあって、観光客も混じっていっそう賑わいを見せているようだ。あちこちで飲みに行く人の輪ができている。
そんな繁華街のパトロールを終えた巡査がバイクを交番の裏に止めにいったのだが・・・。

なにやら怒鳴り声が響く。
・・・どうやら酔った男が警官に絡んでいるようだ。
「おまえ、なにを◆※◎?&・・・」
男はろれつが回らず、何を言っているのかさっぱりわからない。
交番にはどうやら女性が座っているようだ。彼女に絡んで交番に駆け込まれたのだろう。
あまりに警官に絡みに来るので、「来るな!」と一喝するも男はそれでも絡みに来る。
挙げ句の果てには交番のなかに入ろうとするではないか。
「交番に入るな!」
駅前広場に響き渡る警察官の声に付近にいた通行人も不安そうに眺めている。

すったもんだの末、隙をついて女性が交番を飛び出ていった。
男は警察官に腕を捕まれて身動きが取れない。
「◆※◎?&・・・」
酔った男の叫び声は夜の帳が下りた街にむなしく響き渡ったのであった。


後半は95%ノンフィクションです(笑)。前半は遠方で聞こえていた音と町内放送を元にした半分創作だけど。
ナレーターの名前はわからんのですが、よくこんな番組でナレーションしてるみたいに書いてみました(^^;

駅前の話は、そばにいた旅行客、タクシーの運転手も「警察24時みたいやなぁ」「こんな街でもあんなことあるんだー」って苦笑してました。
はじめは女性の存在には気づかなかったんですが、なぜ男が交番に無理に入ろうとするのかな?と思ってたら、交番から男が引き離されている一瞬の隙に女性がたーっと逃げていったのが見えたので、たぶんその女性に絡みに行ってたか何かなんだろうな、と。

その後特急が来る時刻になったので、男がどうなったかはみてません。何事もなかったらいいのですが・・・。