●BRCハイブリッド デモ車
会場に持ち込まれていた、日野自動車のブルーリボンシティ・ハイブリッドバス(ノンステップ)です。
蓄電池はトヨタのプリウスに搭載しているものと同型のものを4基。量産効果でコストカットと汎用性を持たせているそうです。コストアップは一般の大型ノンステップバスの1割強に抑えているそうです。それでも1台2600万円(低公害車購入補助金で、一般大型ノンステップ車とほぼ同額になるケースが多いそうですが)。
デモ車ということで、車内のLCDには、駆動状況を表す表示が。
説明では、発進時はエンジン+モーターアシスト、通常走行時はエンジン駆動、アクセルオフで回生状態になり、蓄電する仕組み、だったように記憶しています。
意外だったのは、CNGバスは確かにNOxなどの有害物質は大幅に削減できるそうですが、CO2排出量は逆にディーゼルエンジンよりも多いのだそうです。この2005年モデルのハイブリッドバスでは、CO2の削減はもちろん、黒煙の排出量もかなりカット。実際に排気ガスを見てみたのですがほとんど無色でした。