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2005年11月25日

●そういえば

今月頭の松江での会議で出会った方から、おもしろい話を聞かせてくれました。

バスの製造事業者の営業マンの話なのですが、担当している工場や営業所に路線バスで出向くと不思議がられるんだそうです。「なんでわざわざ時間のかかるバスで来るの?」って(苦笑)。シフト制などで路線バスの利用が難しい従業員なら別としても、路線バスで通勤できるならバスで通勤しようよって思うんだけど…と。
その営業マンの方はもともと旅行好きだそうで、バスで出向くのもまったく苦にならないし、バスを作っている会社なんだからそれくらいはね、っていうことで時間がかかろうが、遠回りになろうが、できる限りバスで行くことにこだわってらっしゃるそうですが、確かに、と思わされますよね。
その方によると、西日本のある大手バス会社の社長さんは、東京での会議の際にも自社の夜行バスで出向かれるとか。さすがに西日本からだと飛行機か新幹線で行くのが普通なんだろうけどね、って笑ってはりました(^^;;


後日お会いした国土交通省の方にうかがった話では、最近低公害車や燃費のいいクルマがもてはやされていますが、実はそうしたクルマが普及したからといって自動車の排出するCO2の総量は未だ漸増にあるのだそうです。だって、自動車の総量がCO2の排出量の削減量以上に増えているからだ、って。確かに。

って考えると、おいらの場合、和歌山市の中心部の外れで、原付(燃費45km/l)を使って職場だけではなく、スーパーや官公庁にも比較的簡単にアクセスできる場所・・・島崎町あたりおもしろそう。じゃんじゃん横丁も近いし。
いや、原付じゃなく自転車(MTB)だ。健康にもいいし。クルマは必要な時のみ。

・・・理想はこうなんですよね。理想は。