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2007年10月15日

●和歌山シャトルその後

昨日、今日とブラクリ丁界隈にいましたので、ついでに観察していたのですが、シャトル専用車のうち35・36号車は残りましたが、そのほかは、いすゞの134・466号車が専属に。そして日産Dの大型車もシャトル専属になっているようです。
日産Dの5両がすべて専属になっているかまでは確認できていませんが、少なくとも3両は半ば専属状態と思われます(旧シャトルのラッピングが移植されている車両がありますので)。
仮に5両すべてが専属になっているとすると総勢9両の陣容。従来のシャトル専属車は10両でしたから、1両減少になります。従来のシャトル車には和大線やマリーナシティ臨発用の方向幕が入っていましたが、一般車がシャトル運用にはいると、何かあったときの車両の融通がより利きやすいのが強みですね。

和歌山市の中心市街地活性化計画の中には、バスの低床化を進めること、市内中心部限定乗り放題バスカードの新設をおこなうこと、ハイグレードバス停の設置などが謳われています(和歌山市のWebからダウンロードできます)。いずれ35・36号車も引退し、一般塗装車のみに統一されるでしょう。そうなれば一般路線と運用を一体化することでより効率よい車両運用が可能になります。

とはいえ、昨日、今日、シャトルバスを眺めていましたが通勤時間帯以外は20名を超えるような乗車はあまり見られませんでした。また、現在のブラクリ丁の集客の柱はドンキホーテ和歌山店であることがうかがえました。旧丸正ビルは、来月中に部分オープン、来年正式オープンとされています。そのときに旅客流動がどう変化するか、今後のシャトルバスのあり方を考える上での参考になるのは間違いないでしょう。

# いすゞ396号車もほぼ専属のようですね。10月16日に運用を確認しました。これでいちおうシャトル運用向けの車両は10両と現状維持のまま、となります。(2007.10.16追記)