« メタボ弁当を試してみる | メイン | 自然はやっぱすごいわ。 »

2008年2月 3日

●節分

最後に豆まきをしたのはいつの日か。

今や節分は巻き寿司を食べる日になっちゃいましたが、今日仕事で出向いたぶらくり丁商店街の乾物屋では節分用の海苔が売られていました。


そういえば和歌浦を中心に海苔が作られているはず。
有明海の干拓事業の影響か、有明沿岸の海苔の不漁がよく伝えられていますが、和歌浦もマリーナシティの埋め立てで海流に変化があり、昔ほどは採れなくなったらしいという話を聞いたことがあります。干潟を埋め立てて防波堤を作るなんて話も出ていますね。それってどうなんだろう、と思いながら、実は和歌浦はセーリングの練習水域としては全国屈指の環境らしく、JOCかなんかの練習施設の誘致の話も持ち上がっていたはず。

環境の変化でモノが採れなくなるのは残念ではありますが、別の活かし方があるならそれもひとつのあり方なんかなぁ。でもやっぱり、地のモノをその地で消費する「地産地消」は理想なんですよね。
和歌山は農業面積に占める果樹園の割合が全国ダントツの1位なのですが、逆に稲作面積は東京や沖縄と肩を並べる最下位クラスだったはず。米すら自前で調達できない県ってのもなんだかですが(白浜町が町内全校の学校給食で地元産の米を使うことを発表したらしいですが...)、海苔とかまぼこ、きゅうり、菜っ葉くらいは和歌山で調達できますよね。かんぴょうは栃木にゆずるとして。

そんな小難しいこと考えてたらなにもでけへんやん、と言われそうですが、まぁ理想を考えるのはいいじゃないですか。
乾物屋の海苔をみながら、そんなことを考えていた今夜でありました。